メンタルが病んでしまった時の経験をもとに、病む前の自分は何で病む事もなく健康に過ごせたのかを考えました。
結構当たり前と言えば当たり前のような内容になります。
ただし、心が病んだ人こそ、自分のこれまでの生き方を振り返って、何が自分にとって悪い原因だったのか、病む前の生活習慣はどのようなものだったのかを思い返して、再発しないように対策する事も必要になってくるはずなのです。
心が病む時は、大体ストレスや将来への不安などが混合して発症するもので、小さなものの積み重ねがあり、徐々に体の異変が起きていき発症するようなものだと思っています。
徐々に異変を感じていく所からも、すぐに気付くのは難しいものです。結構限界に近づいてから病院に行ったりして、診断されて分かるようなケースが多いのです。
実際に心の病になられたら分かると思いますが、あらゆることが辛いですよね。
心の病は誰にでもなる可能性があります。まさか自分がなってしまうとは!今までは何ともなかったのに!と、私自身もそう思っていましたので、同じような体験をした人は是非とも読んで頂ければと思います。
心の病になる前にやっていたこと
現実逃避
これまでの社会人生活では、仕事以外の時間は完全に娯楽な事に時間を多く使っていました。
素直に自分へストレスをかけたくないので、楽しい事、楽な事ばかりしていたのです。
現実逃避をしてる時に幸福感が高かったと考えると、自分の中で納得するものがあります。心が病む前のプライベートの過ごし方として以下のものをメインでしておりました。
ゲーム
ゲームをしていた時は、心が病むという事を考えたことすらありませんでした。
仕事仲間で鬱病になった人がいたりしましたが、完全に他人事でした。
オンラインゲームにハマってた時期もあり、長期的に6年くらい。プレイ時間は5000時間ほどいっていたかと。
その時は年齢的に若いこともあったからか、仕事を終電で帰ってきて、その後夜中2時くらいまでやってから寝て仕事に行く事が普通でした。
当時はこういう事をしながらでも生活を出来てました。
多分、それくらい好きで没頭できるものがあったらメンタルが病みにくいのですね。楽しい事が待っているから仕事も頑張れたのでしょう。
パチンコスロット
学生時代からしていたギャンブル。
結婚してからはする機会がほぼなくなりましたが、勝てたら嬉しいと思う気持ちが高く、時間があればいつも行ってました。
負けたら落ち込みますが、それでも勝つ事を夢見ていく事に対して希望を持っていたのです。人生、希望のない生き方をするより、希望のある方が素敵ですよね。笑
楽しい事をしていたら病みにくい
上記のような自分の大好きな事をしている時は、自分が精神的に病むことなんて1ミリも考えてなかったのです。この時は仕事の残業も結構多く、一番仕事をしていた時間が長い時でしたが、病む事はありませんでした。
このことからも、ゲームが好きな人は息抜き程度でも良いのでそれを続ける事で精神的に病む事は少なくなるはずです。
ゲームで例をあげてますが、隙間時間にでも、これやってると楽しい!って事があるとないとでは心の持ちようが大きく変わってるのだと思います。
ですので、楽しいと思っている事、自分の好きな事は、心の健康を保つためにも楽しむ時間を作っておいた方が健康的になれるはずです。
心に余裕がなくなった時は、自分の大好きなものすらやろうとせず、楽しめなくなってしまいます。この状態になっている場合は注意が必要です。
病んでしまうかもしれない予兆
これまで楽しかった事が楽しくなくなったら
普段の生活が楽しくなくなったら、仕事でも何でもそうですが、辛いと思っている事を辞めたら良いのです。そして新しく楽しい事を見つける事が大事です。
無責任なように伝わるかもしれませんが、自分の体を大事にする事が先決です。このまま続けてるとやばいなって思うのであれば、早めの対策を取っていきましょう。
辛さの先に見えるものが明るい希望なのか、それとも真っ暗な道なのか、そこを自身で判断して最善な行動を取るべきです。
闇雲に進んでいるだけでは、答えも見つかりにくいです。人生で困難な事にあった時に自分の生きる方向性がないと挫けてしまいます。
自分の中で強い軸をもってしっかり考えて行動するように意識しておきましょうね。
楽しくない時間を過ごし続けると、何のために生きているのか分からなくなってしまい、人生がつまらなく、息苦しくなります。
仕事の負荷や人間関係など、ネガティブな事を考える回数が、増えて行き、体調を、崩す事に繋がっていってしまいます。
人間って不思議なもので、悩みの一つとして、例えば人間関係で悩んでいる場合は、別の人間関係で良い事があると元気になれるものです。上司に文句を言われたら、別の所で文句を言えば気持ちは発散されますね。それが良いか悪いかは置いておいて。それでも自分の心を救うためなら愚痴でも何でも思いっきりはいてスッキリする事が時には大切ですね。
今の職場が嫌なら職場を変えたり、部署が嫌なら違う部署に変えてもらうなど、何かしらアクションはしていった方が良いです。何も動けないままストレスが溜まっていくだけであれば、それは危険な道に進んでいるという事になります。
負荷を感じずに頑張り過ぎている場合
何か自分の中で努力していたり挑戦してるものがあればそれだけに注力せずに、平行に息抜き出来る事もしっかりと持っておいた方が良いです。
ぶっとばしてやると燃え尽き症候群になってしまいますからね。これも気を付けたい所です。
せっかく頑張っていたのに、一気にやる気が冷めてしまうとそれまでの頑張りを無駄にしてしまう事もありますからね。程よく休憩もして、気長に頑張れるような気持ちを維持していきましょう。
自分の成長に繋がる事と楽しい事がマッチしたらベスト
楽しくて、好きな事が出来て、将来的に自分のスキルが上がるような事をやり続けれたら最高としか言いようがないです。何が最高かというとこの場合、幸福度が高いはずです。
自分のやりたい事をやりながらもお金の事を気にせず生活出来るのであれば、理想ですよね。
本来、多くの人がそう思っているのに、希望や将来の夢は語らず、今の仕事で頑張り通すって習慣が世間に根付いている感じですので、世間の意見に飲み込まれず自分の意思で素直に進んで行く事が大事です。
仕事でメンタルが病む人は、心のどこかで絶対に我慢している事があって、限界が来るのです。私の場合、我慢している事が大半でしたよ。
ひと昔前の時代では我慢し続けてきた人が勝利だったかもしれませんが、今はそうでもないありません。自分の中で良い我慢と悪い我慢を見定めて過ごしやすい生活を送るべきです。
本業を続けながらでも自分の時間はあると思います。その時間を有効にチャレンジは出来るので、自分の芽を増やしていく事をしているだけでも心は豊かになれるはずです。
自分の本来やりたかったものを副業として挑戦すると、ワクワクした事を想像して出来るので心の改善が出来るかもしれませんね。
働き方も含め、楽しい時間を過ごす事
生活する上でお金は必要ですよね。大半の人が収入を得るために行動をしながら人生を過ごしてます。
それも今やネット社会で稼ぐ方法も生まれてきているので、会社に行って働くという考えも当たり前ではなくなってきているのかもしれません。
昔からある考え方に捉われていては、自分の生きたいように進む事が出来ないかもしれませんよ。
現在の社会では、たくさんの情報が入ってくるので、上手く制御が出来ずに情報を取り入れてばかりいると、悩む原因にもなってしまうので自分の中で善と悪の判断も必要です。
人生の中で収入を得るために消費している時間は多いはず。この時間をどう過ごせるかが人生の価値にもつながってくると思います。
死んだような目をして毎日過ごしていたら、人生楽しんでると思えませんもんね。
私の場合は、ゲームが楽しい事でしたので例に使いましたが、仕事も自分の時間も楽しい事をやり続けた方がメンタル的にも健康でいられます。
心に余裕がない時ほど娯楽や自分のために時間を使う
不安な事やストレスで悩まされるという事は、楽しい事をする余裕がなくなる事に繋がります。そして息抜きの娯楽が出来なくなって、楽しい事をやらない日が続き、更に不安やストレスが溜まりメンタルが病んでいきます。その結果、何も出来る気がなくなってしまいます。
これが私の経験したものになります。
まさか自分がこんな状態になるなんて!!って驚きでした。
このようにならないためにも、息抜きやストレスを発散させる事は大事です。
不安やプレッシャーを強く感じる人ほど、ストレス発散の方法が不得意なのかとも思います。自分の経験からですけどね。
疲れが溜まっていくとストレス発散の場にもいけなくなります。私の場合、カラオケとか好きですが、行く気力もなくなっていました。
自分の中で楽しみにしてる事、読書やマンガやゲーム、ドラマを見るなど人それぞれですが娯楽は人生で必要な物だと改めて考えました。
メンタルが病んでいる時は、楽しみのない人生がこれほど辛いものなのかと強く思いました。
もちろん、妻や子供がいて楽しめる事もありますが、自分の楽しみを別枠で作る事が必要です。
サラリーマンをしていて仕事をしている時が1番幸せって思う人は少ないはず。
自分のために使う時間が心を落ち着かせる1番心地よい時ではないでしょうか。この時間を無くすような生活をしていては、心も不安定になっていきます。
心に余裕を持たせる事が大事
心に余裕がなければ、娯楽をする事も出来ない状態になってしまいます。終電帰りの毎日であったりして、寝る時間すら中々取れないような時は、とても危険な状態です。仕事を主にしてプライベートの時間まで奪われて時間に追われて生きているような状態だと、仕事が楽しくない限り、心が擦り切れていってるはずです。
自分の捉え方を変えて頑張れる内容であれば心も元気なのでしょうけどね。重たい責任であったり、心への負荷が自分にのしかかるようなものがある場合は、メンタル不調を起こす前に逃げた方が賢明です。
一瞬だと良いかもしれませんが、心が擦り切れる状況を長時間続けていると、メンタルが病んでしまいますので、心の余裕を持てるような環境にいる事が大事ですね。
気楽であれば良い
毎日終電帰りの日々があった時もありましたが、病む事はありませんでした。
これは、自分の中で責任を重く感じていないような仕事内容だったからです。
どちらかというと負の感情がなく、人間関係も良好で働きやすい職場であった事が大きいです。
ここから言えるのは、職場の環境次第で自分のメンタルも健全であるという事です。
他人のせいにしたりして依存する事は良くありませんが、仕事をするという事は人間関係も大きく影響を受けます。
この部分が良ければ少なくとも自分の心にも良い効果が現れるはずなのです。
ワクワクする事を考えておく
今、お金が困らないくらいにあって、仕事もしなくて、健康的で、時間が有り余っているとしたら、何に時間を使いますか。
これで思いつく事が1番好きな事だと思っています。結局私の場合は、ゲームや旅行、ドライブ、読書が思い浮かびます。
思いついたものをしてる時が幸せと感じる時なのでしょう。
考えるだけでワクワクしませんか。気持ちを上げるためにこのような気持ちを想像し続ける事も大事です。
ただ、ワクワクを感じる手段も人によって違う事は当然なのです。
仕事をしながら、お金持ちでもなく、休みの時間も限られてるからこそ、娯楽の時間がとても幸せに感じられるのではないかと、思う事もあります。
自分が何が好きなのかを思い返すことが大事ですが、大体好きな事は思い返さなくてもすぐに思いつきますよね。笑
自分が好きな事を出来ずに途方に暮れてる時ほど、好きな事を考えて、落ち着いたらこれしよう!など気持ちを上げる事もやっていると、気持ちが少し穏やかになれます。
さいごに
心が病んでしまったら、もうその経験自体をプラスと考えるしかありません。病んだ事でこれまでの生き方を見直して、人生の再スタートをすれば良いのです。仕事がすべてでもなければ、今までの生き方がすべてでもありません。修正出来るチャンスがやってきたと前向きに考えていきましょう!
少し補足ですがゲームをしてる時、少し虚しくなる時もあります。ゲームばかりしていて良いのかぁって。
そんな時は否定しない事が大事です。
ゲームをしていた時間を後悔するって良く聞きます。私もそう思っていましたが、自分のやってきた事をプラスに考えるだけで自分の気持ちは大きく変わる事が出来るのです。
自分のことを肯定し続ける事が人生を幸せに過ごせる道です。
ポジティブに生きていきましょう!
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