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アプリケーション開発会社の特徴・文化(中小企業の場合)

プログラム_開発_中小企業 IT

こんにちは。とみちゃんです。


アプリケーション開発をする企業ってどんな風に働くのだろう?って所にフォーカスをあててみました。


技術的な話やメインとなる仕事の内容というより、どんな特徴があるのかや、会社の雰囲気や会社の考え方などを、自分の経験を元にお伝えできればと思っています。


この記事は主に客先に常駐して働いた場合についての話になります。


この先、プログラマーとして働きたい方や、興味がある方に読んでいただけると幸いです。


それではどうぞ。

アプリケーション開発会社の特徴・文化

技術力を高める機会がある

就業時間外などに勉強会が開かれる事が多いです。


背景として、アプリケーション開発を事業とした中小企業の多くは、人材を顧客先に常駐させてお金を儲ける事業が多いです。

SES(システムエンジニアリングサービス)ってものも有名ですね。

そのため、社員同士が関わる場が少なくなったりするので、コミュニケーションの場を設けようとして、自社内で勉強会を開いたりします。


常駐して仕事をしている社員は、そのタイミングで自社に戻ります。



この戻るタイミングも、平日の定時後にする会社もあれば、月に1回土曜日にするような会社もあります。

自分の時間を大切にしたい人からすれば、行きたくない行事になりますね。私がそうでした。笑

それでも、勉強会に参加している人は、社内に名前を知らせる場としたり、技術力を上げたり出来るので良い場でもあります。

仕事をしていると、自分の働いている所の技術がメインとなるので、他の技術は、中々覚えられないものです。

それを得れる場があるだけでも、エンジニアとしての技術力を広めるにはとても価値のある場を提供されているように思えます。

他人の経験を学ぶ事が出来る機会は、結構価値が高いものです。

真剣に勉強に取り組んだ場合は、IT技術力を大きく上げる事が出来ますね。

また、自分の学んでいる事を共有する場でもあります。その時は、資料を作って公開する事が必要になります。

資料作成にも時間が掛かりますし、常駐先で作るとなると、お客さんにも気を遣いますね。。

アプリケーション開発の会社は、このような機会を設けている事が多いのです。

働きやすさ

常駐して仕事をする場合は、他社依存となる場合が多いです。

自分の会社に貢献するものとしては、新たな仕事を取ってくる事や、自社のパッケージソフトがあればそれを客に広める事です。実際に売ったりするのは営業の方の仕事になりますね。

自分が常駐する事で技術力を売りにして売り上げになるのは当然ですが、プラスαを会社の上層部の人は望んできます。

そこを上司がもっと頑張れと追い込んでくると、面倒に感じる事も出てきますね。

俺はエンジニアだぞ?営業なんてしたくない!って思うのですが、会社への貢献という意味で言われると、そりゃそうだと思ってしまいます。

少しで良いから宣伝しろって事なんでしょうけどね。

チャンスを得る事ができたら評価もあがりますよ。

社歴が長くなるほど、また自分のポジションが大きな所になるほど言われる事があるので、メインの仕事とは別でプレッシャーを与えられる事もあると思います。

それをどのように感じるかは自分次第で、ここが大きく働きやすさに関わってくると思います。

考え方次第で結構自由に出来ると思っていて、それが面倒だと感じるのであれば、営業活動みたいな事はしないと伝えるか、そういう事を求めない企業で仕事をすべきなのでしょう。


転職してから分かったのですが、人間関係で悩んでの転職(本音の理由)は、お客さん先に常駐して働く場合では、少ない方だと感じています。


人間関係で悩む場合は、同じ会社内の人との関係が一番多いです。プレッシャーやパワハラなどがそうですね。


同じ社内の人にこそ言いやすいものですから。


そういった事が少なくなる傾向はあるはずです。

常駐先で働く時ですが、私の経験上、お客さんでキツい事を言う人はそういませんでした。

IT業界の人は、基本優しい人柄の人が多いと感じてます。根拠はないですけど、物静かなタイプの人が多いという感じです。

お客さんもIT業界の人になる事が多いので、そんなに怒鳴るような人はいませんでした。

また、相手からしてもお客さん扱いをしてくれる人もいますので、お互いが、その空気を大切にして仕事をしている感じになります。

その状態で、良い人間関係が作れたら、仕事はやりやすくなりますね。

もちろん良い環境にしていく努力は必要となります。

文句を直接言われないにしても、内心色々思う人はいるので、非協力的な事はしない方が無難です。


働きやすさは、他社の人との接し方が一番大きなポイントとなってきます。

新しい技術に敏感


何かと新しい技術に敏感です。


これも所属する部署によったりで話が変わるものだと思いますが、新しい技術の調査をする事も多い場合があります。

スマートフォンが公に出だした時も、その前に、アプリケーションの開発方法を調べたり、これから流行していくであろう技術の習得を目指した時もありました。

そのスキルを社員に広めて、技術力を高めたものにして、常駐先を増やす。みたいな事を取り組んでる会社は多いのです。

自社のパッケージソフトを開発している会社では、そういうスキルを活かしてソフトウェアの開発をしたりします。

IT業界の技術は、時代の流れが速いので、新しい技術を習得し続けないといけない。っていう話を良く聞きますが、その背景を意識した事業の活動が強く感じられます。

事業を長く続ける会社はこういう所をしっかりやっていく所なんでしょうね。

常駐していると、自社の社員の人と接する機会が少なくなる。



同じ会社の社員であるにもかかわらず、常駐して仕事をしていると、中々会う機会がありません。

プラスに考えると、久しぶりに会うと話すネタがあったりで、会話しやすいものです。

上司と話をすることになると、ここぞとばかりにプレッシャーを与えてくる事もあります。

これもプラスに考えると、会う回数が少ないので、普段は気が楽にできるのですけどね。

プロジェクト単位で職場が変わったりするので、人間関係が悪い人と仕事をする事になったとしても、短期間でお別れする事もあります。


同じ人と長続きしない事が多く、比較的楽な方です。

帰属意識が薄い!?


常駐する仕事がメインとしている事からも、社員の帰属意識が薄れる人もいます。

実際、私も帰属意識が薄い方でした。

会社のイベント事には、面倒でしたので基本参加したくない方で、自社への貢献って考える事がイマイチ分からなくなってました。

どちらかというと、常駐先のお客さんとの方が仲が良いってくらいの関係性を気付いてしまう事もあります。

同じような感じで、帰属意識が薄い社員の人は沢山いたと思います。

私も含め、結構な割合で転職していましたね。。。


転職してから思いましたが、この環境で働いていた時は、気が楽な方でした。


自社内からのプレッシャーが少ないので、このような環境に慣れてから、自社内で働くような環境に変わった場合、プレッシャーをかけてくる上司の近くで働く事に息苦しさを感じると思います。


また、目的が明確でない仕事を考えさせられたり、他の人でもできるでしょ!みたいな面倒な仕事をさせられたり。。。


常駐先で仕事をしていると、目的や、やる事がほぼ定まっているので、1つの事に集中しやすい環境なのです。


この環境から転職などで、違う環境に移る時に、最初に感じるギャップはまさにこれだと思っています。

さいごに

メリットとデメリットでも捉えれるような事を記載しました。


どのように捉えるかは自分次第って所です。


アプリケーション開発会社で働くと技術力は間違いなく付くと思いますが、上記のような環境の会社も沢山ありますので、自分に合った環境を探してくださいね。




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