転職したいけど、失敗したくないなぁ。
どういう所を気をつけておけばいいのだろう。。
こんにちは。とみちゃんです。
転職は、この時代にした事のない人の方が少ないくらいのものになってきてます。
それでも人生において大きな決断を必要とするものに違いがありません。
転職で失敗したくないですよね。
今回は、転職を4回した経験を元に気を付けるべきところをお伝えします。
転職して3か月で退職を経験した事もあるのでその時のお話もさせていただきます。
本記事は、以下の方向けに対象としています。
- 転職で後悔したくない人。
- 転職直後にこの会社でいいのか悩んでる人。
- 転職に失敗したと思ってる人
- 転職を悩んでる人。これからしようと思っている人
- メンタルが病んだ状態で転職しようと思っている人
転職後の人生で少しでも後悔した人が増えて欲しくないので、転職活動の時の注意したい所や転職後の心構え的な所を共有するので、少しでも参考となれば嬉しいです。
もし転職活動をして内定を貰った状態で、次の会社へ期待しかないと思っていたら、以下のような経験をした人もいる(私の経験)という事を頭の片隅に置いといてください。
転職して後悔したと思った事
人間関係が理由の転職は失敗する
仕事をしていく上で人間関係はとても重要なものです。
人間関係が辛いと、いくら好きな仕事でも楽しくなくなります。
ただし、それを理由にして退職した場合、次の会社でも人間関係に悩まされることになります。同じような問題が起きたときに解決方法が分からないからです。
よほど恵まれた環境に転職出来ないと、難しいです。しかも人間関係は転職活動中の面接等では見抜く事が難しいです。
転職活動の理由に人間関係の事を面接で言う人は少ないと思います。面接官にマイナスなイメージを与えやすくなりますからね。ただ、本音では人間関係を理由の人が多いのも事実です。
周囲を気にする性格の人は転職して次の職場に行っても人間関係に敏感になってしまうので、注意が必要です。
人間関係を良くするための手段で転職はあまりオススメ出来ません。
人間関係に困らないようにするには、自分自身が変わるように出来れば1番です。
私の経験
私はパワハラにあって、その職場で適応障害となり、会社を3か月程休んだ経験があります。この間に転職活動をしました。
完全に転職の理由は、人間関係でした。(本音)
次の職場では、パワハラはなかったものの、周りの人とうまく馴染めず、3か月で退職しました。この会社を退職した理由は他にもあったのですが、
自分の理想の人間関係を求めていたら、上手くいかない時に絶望を感じるので、気をつけましょう。
もし、転職しようか迷っていれば、今の職場で人間関係を改善する事に取り組んだ方が良いです。
人間関係で悩んでしまう自分自身の考え方を変えるのが早いです。そうすると、どの職場でも活用できる力になります。
自分の働きやすい環境を作るスキルを身につけましょう!
慣れた環境を手放す事で負荷がかかる
慣れない環境でスタートとなるので、覚える事や信頼関係を築いていく事が想像以上に大変です。
もちろん、新人なので初めてだからって理由で色々と教えてもらう事も出来ます。
しかし、それ以上に覚える事もいっぱいあるし、1から信頼関係を築くのも大変です。
新社会人で入った時は先輩が可愛がってくれるので良いですが、中途入社の場合は、そういう環境のないところからスタートになります。
新卒で入った会社は良かったなと。後悔ではないですが、転職後に色々考えさせられることもあります。
転職あるあるかもしれませんね。
上記の面でも人間関係と言えます。環境が変わる事は自分へ負荷をかけることになります。周囲への気遣いも凄く負荷をかけるものの1つです。
何度か転職して思いましたが、転職者の多い企業では、すぐに周囲の人と馴染みやすかったです。
反対に転職者が少ない老舗企業へ入社する時は特に辛かったです。会社の文化に染まれ的な感じでした。。。
職場環境が変わる事のギャップに注意
私の場合、社内SEという職種で業界チェンジをしました。職場の環境を変えたいという理由がありました。
転職後の職場環境は180度変わったものになり、その結果、体調をくずし、メンタルが病みました。
転職前の会社・・・静かな職場で、周囲の人のやる気が感じられず、自分が落ちていきそうに感じる職場でした。
転職後の会社・・・活気がある。体育会系。残業多い(無給)。プレッシャー多い。
入社前は、活気がありそうな会社だと思ったので入社を決意しました。
自分が望んだ会社で活躍出来るかと思って入社しましたが、実際に働いた時に「何かが違う」と思ったり、頭が前職の感覚を覚えていて新しい職場に慣れることが難しかったです。
ここでお伝えしたいのは、180度変わるような職場は想定以上の事がある覚悟をして転職しないといけない事。です。
私の場合、ここにプレッシャーも強く与えられて、メンタル面で病んでしまいました。元適応障害者なので、鬱病グレーゾーンと医者に言われました。
メンタル面で病んだ状態で転職は注意
上記で少し記載しましたが、適応障害になり、3か月休職してその間に転職活動をして内定を頂いた所に就職することにしました。
休職後、退職前に3か月程復帰した後に転職してます。
復帰した時は、メンタル面では結構落ち着いていて、もう病むことはないと思ってたのが正直な所です。
転職後の職場環境で、うまく馴染めずにまたメンタル面で病んでしまいました。
まさか再発!?と思い、以前通っていた精神科の病院へ行った所、前回と同じ適応障害ではないと医者に言われ、不安障害か鬱病のグレーゾーンと言われました。
自分では適応障害が完治したと思って臨んだ転職の後のメンタル面の不調だったので、人生終わった!と物凄く落ち込みました。
もし、メンタル面で病んだ後の転職を考えているのであれば、時間を空けてからにした方が良いです。
次の会社が自分にとって良い会社かどうかは、実際入ってみないと分かりません。
入ってから合わない会社の場合を考えたらリスクが高すぎます。まずは自分の体調を整える事が最優先です。
半年くらいでは、完治しないものなので、しばらく様子見をした後の転職を勧めます。
失敗しないための求人を選ぶポイント
次に求人を見た時に気を付けておくべき所をお伝えします。
大量募集の場合
採用されやすい印象があります。ITエンジニアの会社は多いのではないでしょうか。IT業界は、人が資源と言われます。人がシステムを作りますからね。
資源を確保するためにも人材が必要なため、募集が多いのだと思います。
大量募集していた会社で働いた経験からすると、会社自体は、急成長しているようなイメージがあります。
会社自体は成長しているかもしれませんが、組織の内部としてどうなのかって所があります。
サービス残業が多い雰囲気だとか、教育がしっかりされていないとか、内部の事情について良くないイメージがあります。
実際に経験した所だと、見込みの残業代が基本給に含まれている所で働いた時に、明らかに見込みの残業代を超えた時間働いていましたが、それでも残業代をつける事が出来なかった事がありました。
「見込み残業代を超えた分は支給します。」と書いている場合は、本当に支給はされるのでしょうけど、上手いこと残業時間を付けさせないような対応を求められたりするのではないかと目に見えてます。
時間が経てば会社として基盤がしっかりしていくのでしょうけど、他の会社を経験してたらそういう所でも比べてしまいます。
大量募集している背景を掴んでおくことが重要です。採用される確率は高いかもしれませんが、会社の都合が自分の不都合にならないかしっかりと判断をしていきましょう。
欠員補充の場合
募集理由の中で、欠員補充と記載のある企業も良いイメージがありません。それは何かしらの理由で辞めている人がいるのが分かっているからです。
どの会社も転職する人はいるので人は入れ替わっていくものと捉えていれば良いですが、それでも欠員となった人の退職理由は面接で聞いておいた方が良いかもしれません。
辞めた人と同じ思いをして辞める事は避けたいですからね。辞めた人も本音を会社に言っているかも分からないですし。
深読みするのも良くないかもしれませんが、定年退職した人の欠員補充などの場合でしたら年配の人でも長く続けられた人がいる会社って事なので良いかもしれません。
一名採用とかのキーワードも見逃さずに抑えておきたいところです。
求人の内容に記載がない場合は、差支えのない程度に面接で聞いといた方が良いです。「社員が途中で逃げ出しちゃって。。。」みたいな事を後ででも知ったらそこで働く気も失せますよね。
先に知っておいた方が良いことは、上手く聞いておくべきです。就職してから後悔する方が精神的にもしんどいです。
面接は自分の気になる所を取り除く
転職での面接は自分の気になる所を取り除く事が大事です。
私も、これまでの面接では自分の不安に思っている所を取り除くような質問を出来てなかったと実感してます。
求人を見て、良いと思ったから応募しているんであって、不安となる所を探さずに進めようとしてます。
面接では、自分のアピールは当然します。これまでに何をやってきたのか。ちゃんと答えれるようにします。それは自分を良いように評価してもらうためです。
逆に会社の事も判断する立場でもあります。自分とあっていないかを判断する必要もあります。分かってても中々実施が難しいものです。特に転職の時期とかを決めていると、焦って決めてしまいがちです。
内定をもらっていると特に気が緩み、スッと決めてしまってました。
どこの企業も内定をもらってからでも承諾するまでに時間があると思うのでそこで質問する方が良いです。
入社してから思っていた事と違ったと思う事をなるべく避けたいので、聞ける事は聞いておきましょう。
新しい職場では、今まで普通にしてきた事が普通に出来ないと思っておいた方がいいです。
実際に入社しないと分かりませんが、意識せずにしていた事が出来なくなるって感じになるので、認識のズレを減らすためにも入社までにできる事はしておいた方が良いです。
自分の質問で上手いこと聞き出す事が大事ですが難しいです。
例えば人間関係で不安な事があれば、それを良い聞き方で聞いても、会社側は、悪い言い方は絶対にしないです。どこのも会社もマイナスなイメージを答える訳がありません。うちの会社はパワハラがあるって事を言うわけがないと言うことです。
完全に自分の想像だけで終わってしまう事もありますが、面接時にしっかり聞けたら、ある程度会社の事情も分かってくるかもしれません。
内定を貰えてもそこからのラストスパートの詰めを怠ってはならないです。
転職エージェントの活用
エージェント支援を使える求人で募集をしている会社は、お金のある企業です。企業もお金を使ってでも良い人を採用したいと思ってます。
お金のある企業は、切羽詰まった状態ではないので、すぐに倒産もないと思われます。
上記からも大きめの企業が多いイメージがあります。逆に小さな会社や安定していない会社は少ないと感じてます。
転職エージェントを利用している企業の方が安定している企業と捉える事が出来るので比較的に良い企業が多いと思ってます。
転職エージェントを使うと、スケジュールを立てたり、面接後のフォローもしてもらえて、損はしないので利用する事をオススメします。基本、無料の所が多いです。
転職エージェントも、企業からお金をもらっているので、求人者を採用してもらうのに必死です。こちらのやる気を見せたら協力してもらいやすいので是非活用してください。
環境が変わりすぎる職場への転職はおすすめしない
転職をしてガラリと変わる環境はメンタル的にやめといた方が良いです。
他業界へ覚悟してキャリアチェンジする方は、あまり参考にならないかもしれませんが、負荷は大きいはずです。
メンタルが強い人なら大丈夫かもしれませんが、メンタルが弱いと自負する方は、本当に体調を崩すと思います。私がそうでした。
少し環境が変わるような職場に変えるのが理想です。「思ってたものと違った」とよく転職に関する記事で見ますが、まさにその通りな事を経験してしまう事になります。
何ヶ月も働いていると、環境に慣れて会社で働きやすくなる事もあるので一概には言えませんが、体調を崩してしまう状態まで悩まされる事もあるので、辞めておいた方が良いです。
すぐ辞めることで次の会社が決まりにくくなるリスクにもなるので慎重に考えるべきです。
結局は、自分に必要な情報をしっかりと聞いた上で仕事を決めないといけないません。なんとなくって気持ちを極力減らしていかないと、入社してからのギャップを感じて辛くなります。
余談
若いうちがチャンス
20代や30代前半は、転職で内定が貰える確率が高いと良く言われますが実際に人事担当者に話を聞くとその通りでした。
実際に内定もらって働いた会社で聞いた話ですが、同じ求人枠の募集でも、40代や50代も多いようです。若い人ほどその分成長が見込めるので若いという事だけで武器になります。
若い人ほどチャンスは多いことになります。
どこの会社でも3か月目あたりは辞めようか悩んだ
4回転職をしていますが、3か月目くらいになると何処の会社でも一度はすぐに辞めようか悩みました。どの会社でも3か月目くらいでは仕事内容のすべてが分かる訳ではありません。
ただ、漠然とこのままやっていけるのか心配や不安が出てきます。それぞれの会社で悩みましたが、悩んだ内容はバラバラです。残業だらけで負荷が高い。やりがいがなく物足りない。など、わがままですが、極端にそんな感情になりました。とりあえず数か月働いてみて、本当に無理じゃない限り続けてみるべきです。色々見える景色が変わってくると思います。
転職の失敗は成功の元!?
人生で仕事は大きな部分を占めますが、今回の転職が失敗だったとしても、人生は終わりではありません。ここで終わったと思わないでほしいです。まだまだこれからの人生です。
自分の経験として次に活かせばいいのです。人生を諦めるのは駄目です。私も3か月で仕事を辞めた時はかなり落ち込みました。精神的に病みました。
病んだ自分と向き合う事で、人生の歩み方が大きく変わるくらい、色々学んでます。大きな失敗も失敗としてとらえるかは自分次第なので、前向きな考えに切り替えて進んでいきましょう。
さいごに
伝えたいのは転職で後悔はなるべく避けたいので、内定もらったらすぐその会社に決めるのではなく、内定を承諾するまで、後悔しないようにしっかり確認する事が大事。お金とか休日数とかに目が行きがちですが、職場の環境が一番大きいので、そこをしっかりと見極めるようにして、自分の働く場所の環境をなるべく知ったうえで自分にあっている会社へ入社すべきです。
転職は今の時代でしやすくなっていますが、それでも人生で大きな決断になる事は変わりないです。
会社を決める時は慎重に選んで良い会社で働いて人生楽しんでいきましょうね。
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