正社員だと出世を目指すのが普通だよね・・・
僕も頑張らないと!
そんなことありません!最近は出世をしたくない人が増えていってます。
特に若い人向けに増えていってるのが現状です。
このような悩みって周りの人や親にも言いにくいですよね。1人で悩んだり考えたりする方が多いと思います。
会社で働いていく中で出世意欲はありますか?私はありません。正直な所、無くなりました。
なぜなら会社で働く事や人間関係に囚われすぎて疲れたからです。休日中も悩んでしまい、気持ちが病んでしまいました。
人生の中で仕事を中心にした考えになっていたのが原因です。
病んでしまってからでは、回復に時間がかかったりするので早く自分の中で結論を出した方が良いです。
本記事では、会社で出社しないと私自身が決めた理由を執筆しました。
仕事に対する価値観が同じ方に読んでいただけると幸いです。
「会社で出世してやる!」と願望のある方は、そっと閉じてください。笑
以下のような方々へ是非とも読んでいただきたいです。
- 人生で出世が本当に必要なのか悩んでいる
- 漠然と出世に疑問を持っている
- 管理職で働くのが精神的にきつい
- 今、無理して仕事をしている
私は現在、正社員から派遣社員に変わって働いています。自分の中では思い切った決断です。
家族に心配されましたが、自分の人生を楽しむ事を大事にしたいので今は見守ってくれてます。
これまでの経験やそこから得た考えが 、 少しでも共感でき、人生に活用いただければ幸いです。
これまでの管理職に対する考え
尊敬される上司のようになりたい
尊敬する上司がいると、同じようになりたいって思いませんか。
大変な状況でも 周りの方に余裕があるような振る舞いをして、幹部の人や部下からも信頼されていました。私も同じように魅力的な人間になりたいと考えてました。
将来安泰で給与が多い
企業によって異なるかもしれませんが、一般職と比べて、手当やそれまでの経験から給与が多くなるので、早く出世したいと思ってました。
安定と言う言葉が大好きでした。
仕事が出来る。任される。
若い頃は特にです。仕事ができるようになって会社から頼られる人になり、活躍したいと強く思ってました。
出世しないと決めた理由3選
責任範囲が広く重い
自分の仕事がありながらも、管理する立場として部下の作業状況や、指導をする必要があるので責任範囲が広くなります。
例えば主任としての立場で、周りの人の仕事を理解する事は必須です。無知な所を理解しておかないと部下にも上司にも説明が出来ない状況となり苦労します。
知識とコミュニケーション能力が求められます。
周りで起きたトラブルにも率先して解決していく姿勢を求められます。能動的に動くってやつです。自分の能力以上の事を早急に求められると焦って負荷が溜まっていきます。
後輩のミスでも上層部から指摘を受けるのは中間管理職の人です。
直接後輩へ指摘も必要ですが、上からの指摘はお構いなく言われるのでストレスが大きく溜まります。
「俺は悪くない!」と思っていても自分のせいになります。これは組織として必要な事なので、耐えていく必要があります。
自分の為にも、後輩をしっかりと指導して守っていかないといけません。
上層部は口だけで、その後の対処をすべて自分が行わないといけない所に責任の重みを感じる事になります。
まぁ、重大な事故をしたら上層部の人が責任を取るのですけどね。
部下の管理をする事が好きな人や世話好きな人なら良いと思いますが、人の管理を主とした仕事が嫌だと思う人であれば向いていないです。
割に合わない
複数の業務をする中で、どうしても頭がついていかなくなる時があります。私もこのような状態で上司からプレッシャーが来て頭がパンパンな時がありました。
これが毎晩遅くまで続いた時はもう地獄でしたよ。終電で帰るとかではありませんでしたが、メンタルがボロボロになって体調が崩れます。
社内SEとして仕事をしてた時は、会社の仕組み改善に取り組む事が多く、企画や運用改善について他の部署の人と調整が発生します。これは人間関係の構築がとても大事な仕事でした。
これまでの業務内容が変わる事になり、それを嫌う人の説得は結構大変です(みんな慣れた仕事がしたい)。
他部署の人には説得が必要で、上司からは説教やプレッシャーを受けまくりで、自分のやりたいように出来ず、何もかもが楽しく感じれない状況でした。
大企業や仕事範囲など職場の環境によって変わる話だと思いますが、私の経験した仕事だと割に合わなく感じる事が大きかったです。
良い年収ではなく、残業代は出ずに残業が普通であったり、何か1つでも良いものがあれば、割り切って頑張るくらいの気持ちで思ってましたが駄目でした。。。
メンタル面での負荷が大きく、身が擦り切れて行くだけだと感じ、管理職のメリットが分からなかったです。
心の中に常に余裕を持っておかないと、体が持たなくなります。
そもそも出世が必要でなかった
人生において出世が必要か考えてみてください。無理に努力して出世して、苦労を乗り越えて得た結果が自分の中で必要でしょうか。
仮に、死ぬ間際で人生を振り返ったとして、出世する事が重要だったのか、想像すると案外必要でないはずです。
部長になった姿が誇らしいのか。それを振り返って良い人生だったと思えるのか。多少自慢できるかもしれませんが、人生においてもっと価値がある事は沢山あるはずです。
自分に無理な負荷をかけて頑張るよりも、楽しく自分らしく過ごす生き方があるのではないかと考えたら、無理に目指さなくて良くなります。
このように考えると不安に思っていた気持ちがかなり楽になります。
私は、一生この会社で働けるのか?自分の人生を捧げれるのか?と将来が不安になる事を何度も考えてましたが、会社で必死こいて働く必要がないと考え直しました。
サラリーマンだと、役に立たないといけないと自身に鞭を打って無理に努力してませんか?
なによりも自分の人生を楽しむために会社があるくらいの気持ちで望んでいかないと人生もったいないです。
自分の人生の過ごし方にしっかりと軸を持って、自分の幸せのために向かって突き進んでいくように決心する事が必要です。
転職直後の経験
下記の話は転職して直ぐに退職した私の経験ですが、管理職候補での採用となった時の経験になります。ご参考までに。
成果をあげれない
社内SEとして内定を頂いた後の話で分かったのですが、会社として管理職候補として雇う事になっており、その時はまぁ大丈夫だろうと軽い考えでいました。
実際に入社してみたら、成長真っ最中の企業でしたので、業務やシステム企画などやる事が沢山。
管理職としての振る舞いをしていくようにとの行動を求められ、周りの方への気配りや支援が出来ず、自分の中で成果を上げれてないと感じる毎日を過ごしてました。
仕事の目標に書く嘘
会社の中で評価制度を実施するために自分の目標を書く機会がありました。どの企業でもあると思います。
目標の設定が大事だと理解した上で、会社や上司に評価されたいという思いで、自分の本音を書かずに、会社から求められているような事を書いている自分がいました。
会社のためにも自分のためにもそれが良いと思っていました。しかし、自分に無理をして書いている事や、更にそこから自分にプレッシャーをかけていくような状態に陥ってました。
上司からの接され方
当時の上司は、まだ数ヶ月の付き合いしかなく、パワハラ的な事もありませんでしたが、正義感が強く、仕事熱心な方でした。
どこかで尊敬してましたが、私に対し受け答えが冷たく厳しい所があったと感じてます。
後釜となる立場であったからか、自分に対して、周りの方とは違う態度で厳しい指導を受けてたと思います。
それが自分の中でプレッシャーと感じ、このままやっていけるのかという不安にもつながっていきました。
色んな事を自分の中で重く受けてしまい、だんだんと体調が悪くなっていき、限界でしたので試用期間中に退職する形となりました。
心療内科に行った結果・・・
退職すると会社に伝え、心身の体調が悪かったので心療内科に行きました。
医師からは、うつ病と不安障害のグレーゾーンと言われ、その後退職日まで休む形となりました。円満退職ができなかった事が残念です。(もともと入社3ヶ月目での退職になりますので、普通に行っても綺麗な別れ方は出来なかったと思います 笑)
退職してから思う事
いきなり管理職の仕事はつらい
同じ会社で何年も働いた後の昇格や、管理職としての経験があれば転職直後も仕事をしやすいかもしれません。
両方とも満たしていない状態で転職して管理職になる事は、ハードルが高い事だと思い知らされました。
会社に思い入れがあるかないかで考えが大きく変わる部分であると思います。
長年同じ会社で働いて、一生この会社で働いて会社と共に成長したいと思う気持ちがあれば管理職としてのやりがいも感じれるのではないかでしょうか。
人生後悔のないように前向きに生きていく
退職した時に、仕事中は頭が重く、判断力も鈍っていましたが、不安を取り払い自分のペースで貫いて働いた方が良かったのかと考えました。
ただ、2ヶ月少しでこのような状態になってしまうような会社であったので、退職して正解だったと言い聞かせてます。
自分の中で悔いがある事を何度も思い返しても前に進めません。今を頑張る気持ちで前に進んで行くのみです!
自分で稼ぐ力を身に付けたい
このブログを開始したのも副業をする1つのキッカケです。
会社に依存していたらこの先の自分も辛くなっていきそうなので、1人で稼げるような力を身に付けていこうと強く思いました。
そうする事で収入源が複数になるので、会社を辞めても気持ちが崩れ落ちないと思ったからです。
何よりも体が資本
心身の不調になって分かりました。体調が悪いと何も出来なくなってしまいます。特に不安な事ばかり思いつくので、何も進めれなくなってしまいます。
まずは精神的な部分の回復を最優先にする事が必須です。
人生一回きり
人生一回きりなので過去の事は後悔し続けてはいけません。不安に思っている時間は勿体ないので、自分にとってのやりがいを見つけて楽しく生きていくようにすべきです。
働き方はいろいろ
会社の環境によって、人間関係や仕事内容などが異なるので一概に言えませんが、以下のような候補を挙げて次の職場を考えました。
- 管理職にならない働き方を選ぶ。
- 職を変えて、自分に合うような環境を求めて働く。
- 責任が軽めの派遣社員で働く。
私は派遣社員で働く道を選びました。
派遣社員で働く理由はまた別の記事でお伝えいたします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。出世を目指す事が決して正解ではないと思って頂けたかと思います。ただし、出世が必要かどうかを決めるのは、あなたの考え方次第です。
会社の環境によっても変わるし、仕事での経験や考え方、感じ方も異なるので答えは自分で決めないといけません。
なんとかなるって考えがメインであると、どこかで大きな壁にぶち当たり苦労すると思います。そうならない様に仕事に囚われない人生の軸だけはしっかり持っておいた方が良いです。
その上で出世は、したい!か、したくない!で自分の意志をはっきりして目標を立てて生活した方が絶対に良いです。
私の場合、これまでの経験を振り返り、正社員で出世の道を選ばず、派遣社員として仕事に就くことに決めました。自分の時間を持てるので、自分磨きに専念したいと思ってます。
出世を深く考える事は、自分の人生でどこに価値をおくか考える事も出来る良い機会です。
最近は、入社してから定年までずっと同じ会社で働くケースの方が少ない時代です。働き方も色々あります。会社以外で収入を得る方法も出てきてます。
このような時代を生きていく中で、会社で出世を目指して頑張るという事は、1個の考え方に過ぎないという事です。
何を優先にして生きていきたいのかをゆっくり考えてみてはいかがでしょうか。
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